~大阪市立大学2019.2.8~
大阪市立大学大学院理学研究科の幸田 正典教授の研究グループは、ドイツのマックスプランク研究所などと共同で、魚類が鏡に映る姿を自分だと認識できることを世界で初めて明らかにしました。本研究成果は、自己認知といった高度な認知能力を持つのはヒトや霊長類だけではなく、他にも多くの動物ができる可能性を示しています。これは一般の人々のみならず、動物の認知や知性に携わる科学者の常識をも根底から覆す驚きの発見です。掃除魚のホンソメワケベラは、魚の体表で見つけた寄生虫を取り去ろうとします。本研究では寄生虫に似た茶色の印をその喉に付けると、鏡像の喉についた茶色印を頻繁に見ました。そして、追試データを含め実験個体8個体中7個体が、鏡で喉の茶色の印を見たときだけ水槽の底で喉を何度も擦りました。喉に印を付けないとき、透明な印を付けたとき、茶色印を付けても鏡がないときは、喉を擦りません。ホンソメワケベラは喉の茶色印(寄生虫似)を鏡像で見たときだけ自分の喉をこするのです。これらのことから、本種は鏡像を自分だと認識していると結論できます。
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2018/190208-1

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