~AFP通信2019.12.6~
スペインでこのほど、重度の低体温症に陥った女性が、6時間以上に及ぶ心拍停止後に蘇生した。女性が5日、自身の生還を「奇跡だ」と称賛した。生死の境をさまよったのは英国人女性のオードリー・マーシュさん(34)。夫と一緒にピレネー山脈を散策中に吹雪に遭い、その場で倒れてしまった。午後1時ごろだったという。それから2時間半あまりが過ぎたころ、2人の元に救助隊が到着した。すでにマーシュさんの心臓活動は停止し、体温は18度しかなかった。いわゆるバイタルサイン(生命兆候)のない状態だっという。当初、現場での蘇生を試みたが効果がなかったため、スペイン・バルセロナにある、膜型人工肺装置(ECMO)を備える病院にマーシュさんをヘリコプターで搬送した。体外で血液に酸素を供給して再び戻すことのできるECMOは、心臓系に接続されると、その心肺機能を引き継ぐことができるため、患者の心臓と肺を休ませることができる。スペインでECMOが蘇生術に使用されたのは今回が初めてだったが、マーシュさんの体温は30度まで上昇した。時間は午後9時45分だった。医師らは除細動器を用いて再び蘇生を試み、そして成功した。マーシュさんは、処置に当たったバルデブロン病院蘇生科の医師らとともにバルセロナで記者会見に臨み、「これはまるで奇跡のようだ」とコメントした。
https://www.afpbb.com/articles/-/3258351

★長谷部式健康会・・・健康法にはコツがある!
since1979 ――――――――――――――――――――――――――――
〒491-0905 愛知県一宮市平和1-2-13 tel 0586-46-1258 fax0586-46-0367
https://hasebe-kenko.com