~現代ビジネス2024.7.9~
最近はちょっとしたたんぱく質ブームです。ただ、「たんぱく源として積極的に肉を食べましょう」という考えは、医師としてはあまりおすすめできません。地中海食は他の食事に比べて、タンパク摂取が少ないのも特徴です。タンパク質はアミノ酸からできていますが、アミノ酸摂取が減ると、乳がんや前立腺がんの予防効果に有効かもしれない、というデータもあります。女子栄養大学教授の上西一弘さん監修の『新しいタンパク質の教科書』。これによると、まず一般の人は「体重1kgあたり1g」が目安。つまり、体重60kgの人は1日60gということです。一方、高齢者は「一般人よりもちょっと多めの体重1kgあたり、1.2g程度が目安」とのこと。理由は、若い人よりも吸収能力が落ちているため、筋肉量を維持するには少し多めを意識してほしいからです。また、たんぱく質と一緒にビタミンB群やビタミンD、鉄、亜鉛も摂ると、たんぱく質の活性や合成がより高まるとも解説します。最後にもう一つ大事なことを。どんなにたんぱく質を摂っても、運動をしなければ筋肉はつきません。くれぐれも忘れないでください。
https://gendai.media/articles/-/133078

長谷部式健康会・・・健康法にはコツがある!
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