~tenki.jp2016.7.21~
ウナギ、アナゴ、ウツボ、ハモ・・・「ウナギ目」の魚類は、共通の特徴として血液(血清)に『イクチオヘモトキシン』というタンパク質の毒が含まれているといいます。血清1mlで、体重20gのマウスを60〜150匹も殺すことができるといいます。それでは、もし人間が食べるとどうなるのでしょう。下痢、嘔吐、皮膚の発疹、チアノーゼ、無気力症、不整脈、衰弱、感覚異常、麻痺、呼吸困難が引き起こされる。じつは、タンパク質のこの毒は 60℃で5分間加熱すると完全に毒性を失うのだそうです。つまり、普通に焼いたり蒸したりしたものを食べるぶんには食中毒を起こす心配はまずない、ということ。おお!それなら安心して今年も蒲焼きが食べられそうです。
https://tenki.jp/suppl/usagida/2016/07/21/14051.html
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