~2024.3.6日経メディカル~
不安を訴える患者に対して、抗うつ薬(SSRIまたはSNRI)の処方経験がなく、処方の仕方が分からないという医師はいまだに存在する。一方、不安に著効するベンゾジアゼピン系(BZ系)抗不安薬は常用量依存の問題があり処方しにくく、さらに、薬を服用したがらない患者もいるだろう。そんな時に実施したいのが、呼吸法の指導だ。不安症治療のための認知行動療法の一環である呼吸法は、シンプルなため外来でも勧めやすい(国立精神・神経医療研究センター)。(1)軽く息を吸い、(2)息を6秒ほどかけてゆっくり吐く、(3)3秒間息を止める──というサイクルの呼吸法を1回5~10分間、1日3回練習してもらいます。最初の練習は家の中で始めてもらい、家の中での練習に慣れたら電車の中や買い物中など、様々な場面で練習してもらいます。場所を切り替えることで、いつ不安に襲われても呼吸法で対処できるようになるためです。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/202403/583414.html

長谷部式健康会・・・健康法にはコツがある!
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