~ケアネットニュース2021.12.17~
食品添加物の硝酸塩と亜硝酸塩、人工甘味料(とくにアスパルテームとアセスルファムK)、および食品中のトランス脂肪酸は、がんリスクの増大と関連していることが判明した(サンアントニオ乳がんシンポジウム)。初発のがん症例3,311例のうち、966例の乳がんと400例の前立腺がんが診断された。乳がんリスクは、食品添加物由来硝酸塩の消費量がより多い人で高く(ハザード比:1.24)、とくに硝酸カリウム摂取量が高いと増加した(HR:1.25)。前立腺がんリスクの増大は、亜硝酸塩(HR:1.58)と関連し、とくに亜硝酸ナトリウムの場合に高く関連した(HR:1.62)。天然物由来の硝酸塩および亜硝酸塩は、がんリスクの増大と有意に関連しなかった、と述べた。
https://www.carenet.com/medscape/oncology/000855.html

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