~ケアネットニュース2020.2.28~
18~25歳の大学生でADHDおよび非ADHDを対象に、食事介入前後の認知機能の変化を測定した。対象者は、一晩の絶食後および栄養バランスの取れた朝食シェイクの摂取1時間後に、コンピューターによる認知機能評価を受けた。ADHDの有無にかかわらず、多くの学生がベースライン時に朝食を摂取していなかった。バランスの取れた朝食シェイクの摂取1時間後、両群ともに4つの認知機能ドメインの改善が認められた。ADHD群は、非ADHD群と比較し、反応時間がより改善する可能性が高かった(オッズ比:1.07、)。著者らは「学生がバランスの取れた朝食を摂取することで、ADHDの有無にかかわらず、認知機能に好影響を与える可能性が示唆された」としている。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/49583

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