~ケアネットニュース2018.1.30~
ドイツのヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学の法医学教室で行われた研究。1972年からの45年間におよそ3万8,000例の剖検で、性行為中に亡くなった人数は、99人(0.26%)です。ちなみに、この中には自慰中に死亡した30人も含まれています。同時期に発表された別の研究では、心停止4,557人中34人という報告があります。これだと、頻度は0.75%ということになります。全体の1%はいないけれど、思ったよりも結構いるもんだなというのが正直な感想です。さて、上記99人のうち、8人が女性で91人が男性でした。ほぼ男性に起こる現象と考えてよさそうですね。女性の平均年齢は45歳で、男性の平均年齢は57.2歳でした。死因は、28人が冠動脈疾患、21人が心筋梗塞、17人が再梗塞、12人が脳出血、8人が動脈瘤破裂、8人が心筋症、2人が急性心不全、1人が突然死、1人が心筋炎、1人が心筋梗塞+コカイン中毒でした。ほとんどの剖検例では、心重量が増加しており、BMIも標準より高かったそうです。つまり、メタボリックシンドロームを背景にした心臓血管系による死亡が多い、ということです。性行為中の死亡が多かったのは、主に春夏の暖かい季節で、場所は故人の家であることが多かったそうです。 性行為のパートナーが同定できたケースを見てみると、34人の男性が売春婦との性行為、9人が妻、7人が愛人、4人がライフパートナーという結果でした。
http://www.carenet.com/report/series/internal/kurahara/cg002023_107.html?
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