~ケアネットニュース2018.12.25~
死亡率の低いBMI 22を、標準体重としてエネルギー設定することの問題点として、海外と日本のデータを比較。患者の死亡率が低いBMIは20~25の幅があり、また、75歳以上の後期高齢者の場合、そのBMIは25以上。体重が増えるほど消費エネルギーは増加し、肥満者ほどエネルギー設定との乖離が増す。国際的には実体重当たりで表記されており、比較することが難しい、など。総エネルギー消費量とBMIをプロットしたところ、「糖尿病患者のエネルギー必要量は健康な人と差がない、もしくは5~6%程度高め」。現在の過少なエネルギー処方が、減量の不良や高齢者の虚弱に繋がることを指摘。種々の食事調査と二重標識水法による総エネルギー消費量を評価した研究結果では「太った人の食事調査ほど当てにならない」とコメント。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/47235

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