~ケアネットニュース2017.10.11~
フィンランドの認知症死亡率は世界の中でも最も高い。考えられることは次の通り。・非常に寒く、湿気が多い気候のため、神経毒性のマイコトキシンを産生するカビを住宅に宿しやすい。・フィンランド湾およびフィンランド湖には、認知症および認知症関連障害を引き起こすことが知られている神経毒性のβ-N-メチルアミノ-L-アラニンを産生するシアノバクテリアが存在する。・上記の毒素は、フィンランド水域にみられる水銀やメチル水銀により増強される可能性がある。・フィンランドの土壌は、自然界ではセレンが少ない。セレン欠乏により、神経毒性に対して保護的に働くグルタチオンの量や有効性を低下させる可能性がある。
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