~AFP通信2017.12.21~
日々の食事に葉物野菜を取り入れることで、加齢による記憶力低下を抑制し、脳をより若々しく保てるとする研究論文が発表された(米シカゴ・ラッシュ大学医療センター)。調査の結果、野菜を最も食べていたグループの摂取量は、1日平均1.3皿だった。一方、摂取量が最も少なかったグループでは、1日平均0.1皿だった。野菜を毎日少なくとも1皿食べていた人では、全く、あるいはめったに食べなかった人と比べて、記憶力や思考力のテストでの成績が緩やかに下降する様子が見て取れた。今回の研究について英ロンドンの慈善団体アルツハイマー協会は、「認知症を直接調べてはいないので、症状の抑制や予防に効果があるかは分からない」としたが、「しかしビタミンKが豊富な食物を毎日1~2皿分食べていた高齢者は、食べていなかった高齢者に比べて記憶力テストの成績が良い」ことを指摘している。
http://www.afpbb.com/articles/-/3156198
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